福島市の街なか広場で15日に開かれる「フェスティバルFUKUSHIMA!2014納涼!盆踊り」の参加者ワークショップが13、14の両日、市内で行われている。13日は福島テルサで音楽家の大友良英さんが盆踊りの際に演奏する中学生や高校生らを指導した。
約20人が参加した。大友さんが「盆踊りはダサイと思うかもしれないが、やってみるとビートが面白い」と話し、楽しみながら演奏するよう促した。
参加者はトランペット、バイオリン、ギター、民俗楽器など多彩な楽器を持ち寄った。大友さんの合図に合わせて音を出し、即興の音楽を作り上げたほか、盆踊りで演奏する「ええじゃないか音頭」などを練習した。
14日は市公会堂で踊りと演奏の指導をする。
盆踊りはNPO法人プロジェクトFUKUSHIMA!の主催。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の現状と、新しい文化を発信するため、毎年お盆にシンボルイベントを展開している。
当日は午後3時に開会し、午後5時から生演奏に合わせて盆踊りを繰り広げる。大友さん、同市の詩人和合亮一さんら、多彩なアーティストが参加する。参加無料。問い合わせは事務局 電話024(573)0650へ。
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