東日本大震災

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被災地の復興を体感 長野の更級農高、川内に修学旅行

秋元さんから稲の生育状況などを聞く高校生

 長野市の県立更級(さらしな)農高の2年生145人は25日、修学旅行で川内村を訪れた。被災地の復興を肌で感じ、風評被害に立ち向かう村民と交流した。
 遠藤雄幸村長は村内のいわなの郷で「村の現状と課題」と題して講話し、10月1日の避難指示解除などを説明した。
 稲作の有機栽培に取り組んでいる秋元美誉(よしたか)さん(70)の水田では収穫間近の稲に触れた。川内高原農産物栽培工場「KiMiDoRi」も訪れ、最新式の栽培方法を学んだ。
 同校は例年、沖縄県への修学旅行を続けてきたが、学年を担当する教諭らが被災地への旅行を提案して実現した。生徒は昨年10月の文化祭で「川内村を応援しよう」コーナーを設け、村の野菜工場で生産した野菜などを販売したほか、義援金も募った。
 この日、販売益金を含む義援金を受け取った遠藤村長は、「村に県外の修学旅行生が来るのは初めてではないか。本当にうれしい」と話していた。
 生徒は24日に宮城県の南三陸町を訪れた。25日夜はいわき市に宿泊し、26日に帰路に就いた。参加した生徒の一人は「テレビで見ただけでは分からないことを感じることができた。来て、見て良かった」と話していた。

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