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放射線 放射性物質 Q&A 骨粗しょう症 検査の仕組みは

 骨粗しょう症が気になる年代になったので、一度検査を受けてみようと思っています。診断には放射線が使われていると聞きました。本当でしょうか?

【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん

■腰や足をエックス線撮影 画像を解析し骨密度測定

 骨粗しょう症は、閉経後の女性に多く見られ、ちょっとした転倒によって椎体(背骨)や大腿(だいたい)骨の骨折が起こることで長期の入院が必要になってしまうなど、日常生活に支障を来しやすくなります。
 骨粗しょう症の早期診断には、骨密度の測定が有用です。骨密度の測定には、超音波診断を用いる方法やエックス線写真を用いる方法があります。このうち、エックス線写真を用いる場合には、腰椎や大腿骨という足の骨、あるいは橈骨(とうこつ)という腕の骨のエックス線撮影を行い、画像を解析することで骨密度を測定します。
 骨粗しょう症と診断された場合は、食事療法や運動療法、あるいは日光を十分に浴びるといったことに加え、必要に応じて薬物療法によって治療を行います。とはいえ、骨粗しょう症は予防が非常に重要です。特に女性は若いうちから適度な運動や牛乳、チーズ、ヨーグルトといったカルシウムを豊富に含む食事を規則正しく摂取することが大切です。
 近年、若い女性の間では「痩せ願望」が強く、極端な食事制限などで無理なダイエットをする方がいますが、特に20~40代は一生で骨量が一番多くなり、それを減らさないように維持しなければならない時期です。若い時期の極端なダイエットはその後の骨粗しょう症のリスクを増やすことになりかねませんので、十分な注意が必要です。

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

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