東日本大震災

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浪江の子生演奏楽しむ 長岡交響楽団コンサート 二本松市民と強い絆

オーケストラの演奏を楽しむ子どもたち

 二本松市や東京電力福島第一原発事故で市内に避難している浪江町の子どもらを招いた「子どもに贈る音楽会」は24日、市民会館で開かれ、生のオーケストラ演奏を楽しんだ。

 市民と町民有志でつくる「子どもに音楽を贈る会」と、市内に仮校舎を置く浪江小を支援している東京日本橋、東京渋谷の両ロータリークラブ(RC)の主催。同市ではここ数年オーケストラによる公演がなく、音楽文化の向上を通じて二本松と浪江の交流を深めようと企画した。
 新潟県長岡市の市民オーケストラ長岡交響楽団の約70人が出演し、「白鳥の湖」など約10曲を演奏した。映画「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー」を披露すると、体を揺らし、口ずさむ子どもの姿が見られた。
 映画「となりのトトロ」メドレーは、劇中の数曲を奏でた。浪江町から新潟県柏崎市に避難し、同楽団の定期演奏会で司会を務める吉田桃子さんがトトロの物語に沿ったナレーションを付けた。気持ちのこもった演奏が終わると会場全体から大きな拍手が起きた。
 贈る会の安斎文彦会長は「子どものためになるいい事業だと確信した。今後も二本松市民と浪江町民で、一緒にいろいろなことを楽しみたい」と語った。

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