東日本大震災

  • Check

「すぐ戻る」1.6ポイント増 楢葉町民の帰還意向調査

 復興庁は28日、東京電力福島第一原発事故で全住民が避難している楢葉町と、4月に避難指示が解除された田村市都路地区の住民を対象にした意向調査の結果を発表した。帰還について、楢葉町では「すぐに戻る」が9・6%となり、1月の前回調査に比べ1・6ポイント増えた。「条件が整えば、町に戻る」は36・1%で、3・9ポイント増加した。
 楢葉町と田村市都路地区の主な調査結果は【グラフ】の通り。楢葉町の帰還意向では「今はまだ判断できない」が30・5%(前回比4・2ポイント減)、「町には戻らない」が22・9%(同1・3ポイント減)だった。

■都路でも調査 住みたい5割超え
 田村市都路地区の調査では、現在の居住場所について聞いた。「震災発生当時の住居」が56・0%、「震災発生当時の住居以外」が20・2%、「震災発生当時の住居とそれ以外の住居を行き来している」が18・0%となった。「発生当時の住居」と答えた人以外に今後の住居について尋ねたところ、「都路地域に住みたいと考えている」が52・3%で5割を超えた。
 調査は、復興庁と県、楢葉、田村両市町が共同で10月3日から17日にかけて行った。楢葉町は全3458世帯の世帯主を対象に実施し、1923世帯から回答があった。回収率は55・6%だった。田村市都路地区は全892世帯の世帯主が対象で、505世帯から回答があり、回収率は56・6%だった。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧