相双地方の子どもたちに「ものづくり体験」などを提供する「相双こども科学祭2014」は6日、南相馬市原町区のテクノアカデミー浜で開かれた。大勢の家族連れが訪れ、科学の面白さを感じていた。
原町、相馬両商工会議所、県相双地方振興局などによる実行委員会の主催。震災後、地域での産業人材づくりを目指し今回が3回目。
ものづくり体験と科学実験には地元などから22社・団体が出展した。丸三製紙は紙すきの体験を提供。精研舎は金属こまでの対戦の面白さをPRした。富士ソフトはコミュニケーションロボット「パルロ」を持ち込み、ロボットと話ができる体験の場を設けた。
陣羽織やかぶとを身に着け、野馬追の武者気分を味わえるコーナーやなみえ焼そば、マミーすいとんの提供も来場者を喜ばせた。
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