東日本大震災

「3.11大震災・断面」アーカイブ

  • Check

【相馬、新地の津波被災者仮設住宅】継続は困難か 原発避難者への配食事業 相馬市

 相馬市で津波被災者向け仮設住宅が再編され入居者移転が進めば、市が独自に取り組んできた仮設住宅での無料の夕食おかず配食事業の見直しが迫られる。津波被災者と同様にサービスを受けている東京電力福島第一原発事故の避難者への影響も懸念される。

■財政負担
 市は市内の津波被災者らの1000戸をはじめ、南相馬、浪江、飯舘の各市町村から受け入れた原発事故避難者向け仮設住宅500戸から希望を取ってサービスを提供してきた。市は多くの相馬市民が仮設住宅から転居した場合、今後の財政負担について関係市町村と協議する必要があるとみている。
 事業には年間6000万円程度の費用が掛かっており、市の担当者は「財政負担の面から制度継続は難しいのではないか」と明かす。

■進まない住宅整備
 津波被災者の住宅再建が進む一方、原発事故避難者向けの災害公営住宅整備は遅れが目立つ。県は平成28年度までに4890戸の災害公営住宅整備を計画している。昨年12月25日時点で完成したのは173戸しかない。
 東日本大震災と原発事故の被災者向け仮設住宅は県内で1万6800戸が整備された。26年度から不要になった一部の住宅の撤去が始まっており、昨年11月末までに184戸が解体された。

カテゴリー:3.11大震災・断面

「3.11大震災・断面」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧