東日本大震災

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川内・楢葉・広野 6年ぶり防火パレード

川内村役場を一斉に出発するパレード参加車両

■"地域の宝"森林保全に一丸 住民の帰還後押し

 相双地区山火事防止連絡協議会(会長・小島重紀県相双農林事務所長)の山火事防止パレードは24日、約6年ぶりに川内、楢葉、広野の3町村で行われた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で中断していたが、住民帰還が進む中、注意を呼び掛けようと春のお彼岸を前に復活した。
 川内村役場で出発式が行われた。双葉地方広域消防本部、村消防団、双葉地方森林組合などの関係者ら約30人が参加した。
 遠藤雄幸村長が「かつては当たり前に行われていたパレードを再開できてうれしい。村内は9割近くが森林で、貴重な財産、資源を火災から守り、後世に伝えることが責務だ」とあいさつした。秋元公男村消防団長が出発号令を発し、広報車両やポンプ車など約10台に分乗してパレードした。
 午後からは広野町役場を出発し、楢葉町の富岡消防署楢葉分署を経由し、楢葉町役場まで巡回した。両町の消防団、職員らが参加した。
 相馬地方のパレードは27日午後、新地町、相馬市、南相馬市で行う。
 県相双農林事務所によると、相双管内の森林被害を伴う火災は平成23年から25年まで毎年1件あり、25年には7・8ヘクタールを焼いた。26年はなかった。

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