小泉進次郎復興政務官は1日、福島市の福島大で開かれた「双葉郡子供未来会議」に参加した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地の将来像について、高校生や大学生と意見交換した。
会議は双葉郡8町村に田村、南相馬、川俣、飯舘の4市町村を加えた「被災12市町村の将来像」をテーマに開かれ、双葉郡の高校生や福島大生ら13人が4班に分かれて議論した。小泉政務官は参加者の発表を聞き、「福島の将来に向け、地域の魅力を磨き続ける人づくりをしてほしい」と語った。
中井勝己福島大学長と懇談し、「福島の復興には教育が欠かせない。福島の教育には、福島大が不可欠」と期待した。懇談後、放射性物質の影響を調査している同大の「環境放射能研究所」と、被災地の復興支援活動を展開している「うつくしまふくしま未来支援センター」を視察した。
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