東京農大の相馬復興支援プロジェクト成果報告会は1日、相馬市総合福祉センターはまなす館で開かれた。
東農大は東日本大震災後、同市などで営農再開に向けた支援を続けており報告会は4回目。「相馬地方の新しい農林業創造の方向と技術-津波・放射能・風評を超えて-」のテーマで開いた。
高山克己学長らがあいさつし、津波で被災した水田の復旧に取り組む後藤逸男教授が土作り、林隆久教授が放射能汚染からの林業再生について発表した。渋谷往男教授は農林業の6次産業化の実践ポイントなどを紹介した。プロジェクトリーダーの門間敏幸教授は風評克服の対策、今後の農業の展望などについて説明した。
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