東日本大震災

「震災から4年」アーカイブ

  • Check

【3.11から4年】「県民健康調査」医療拠点整備進む ふくしま国際医療科学センター

建設工事が進むふくしま国際医療科学センターD棟

 原発事故からの復興に向けた先端医療、県民健康調査、放射線医学の研究・開発を進める福島医大の「ふくしま国際医療科学センター」の整備が約1年後の開所に向けて福島市の同大で順調に進んでいる。現在は土台の基礎工事に着手、年内には全4棟の施設が姿を見せる予定だ。

 同センターは平成28年4月の供用開始を目指している。A~D棟の4つの建物で構成され、「放射線医学県民健康管理センター」「先端臨床研究センター」「先端診療部門」「医療-産業トランスレーショナルリサーチセンター(TR)」「教育・人材育成部門」の5つの機能を持つ。

 A棟は地下一階、地上8階建て。新規治療薬や医療機器などの開発支援を担う「医療-産業TR」を地下1階から地上5階までに整備する。6~8階は「教育・人材育成部門」とし、8講座と大学院の研究室を配置する。

 B、C棟が「先端臨床研究センター」の主な役割を果たす。B棟は地上2階建て。放射線医学総合研究所(放医研)との共同研究や環境中の放射性物質の推移を研究・分析する場となる。土、水、動植物などに含まれるごく微量の放射性物質を測定する機器を設置する。

 C棟は地下1階、地上3階からなり、薬剤製造などに取り組む。地下1階に放射性薬剤を生成する機器などを導入し、臨床・研究に当たる。1階には画像診断部門が入る。

 D棟は地下1階、地上7階で、「先端診療部門」「放射線医学県民健康管理センター」の機能を果たす。5階までが病院で、こども医療センター、総合周産期母子医療センター、甲状腺センター、災害医療・救命救急センターなどの医療部門を備える。

カテゴリー:震災から4年

「震災から4年」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧