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本社県民世論調査 内堀知事支持71.3% 最多理由は震災復興対策

 福島民報社と福島テレビが共同で実施した県民世論調査(第9回)では、昨年11月に就任した内堀雅雄知事に対する県民の支持動向を初めて調査した。「支持する」と答えたのは71.3%を占め、「支持しない」の8.0%を大きく上回った。
 男女別で「支持する」は男性71.6%、女性70.9%とほぼ同じだった。「支持しない」は男性10.4%、女性5.7%。
 年代別で「支持する」の回答者が最も多いのは70代で75.4%だった。この他、40代と60代、80歳以上で70%を超えた。
 内堀知事を支持するとした回答者の理由は「震災復興対策」が20.0%で最多だった。「放射能問題への対応」13.6%、「県民の健康管理」11.6%、「景気・雇用対策」10.8%と続いた。支持しない理由は「原子力損害賠償問題対応」と「農業対策」が16.1%、「リーダーシップ」が12.5%だった。

■調査の結果(かっこ内は昨年6月の前回結果)
問1 安倍内閣を支持しますか。
 支持する 39.1%(33.1%)
 支持しない 42.0%(40.5%)
 わからない 18.9%(26.3%)

問2 安倍政権に望む復興に向けた政策は何ですか。
 県民の健康管理 12.4%(12.2%)
 除染 12.9%(12.5%)
 景気経済対策 25.0%(27.5%)
 風評被害対策 9.8%(10.2%)
 原子力損害賠償の充実 10.1%(6.1%)
 公共事業 2.8%(3.8%)
 汚染水対策 11.4%(9.6%)
 その他 6.4%(9.8%)
 わからない 9.1%(8.4%)

問3 内堀雅雄知事を支持しますか。
 支持する 71.3%
 支持しない 8.0%
 わからない 20.8%

問4 内堀知事を支持する、または支持しない理由や政策は何ですか。
 震災復興対策 15.9%
 放射能問題への対応 13.4%
 原子力損害賠償問題対応 8.7%
 県民の健康管理 11.9%
 農業対策 10.2%
 県外に向けての情報発信力 6.4%
 景気雇用対策 11.5%
 リーダーシップ 9.5%
 その他 12.4%

問5 普段の生活で放射線を意識していますか。
 意識している 53.5%(50.0%)
 意識していない 36.3%(29.3%)
 わからない 10.2%(20.7%)

問6 震災から丸4年となりますが、国内で東京電力福島第一原発事故は風化していると感じますか。
 感じる 59.3%
 感じない 25.5%
 わからない 15.2%

問7 東京電力福島第一原発事故による本県への風評が収束する兆しを感じますか。
 感じる 22.5%
 感じない 61.3%
 すでに収束している 2.3%
 わからない 13.9%

問8 福島県の現状は国民に正しく理解されていると思いますか。
 理解されている 5.8%
 理解されていない 71.6%
 どちらともいえない 19.5%
 わからない 3.1%

■「放射線を意識」53.5%
 普段の生活で放射線を意識しているかについての質問では「意識している」と回答したのが53.5%で、依然として半数が放射線を気に掛けながら生活を続けている。
 「意識している」は昨年6月の前回(第8回)調査の50.0%より3・5ポイント増えた。しかし、過去の調査を見ると全体的に減少傾向にある。平成24年4月の第1回から25年8月の第5回までは60%台、同12月の第6回以降は50%台で推移している。
 今回の調査で「意識していない」は36.3%となり、前回より7・0ポイント増えた。
 男女別で「意識している」は男性52.5%、女性54.3%、「意識していない」は男性37.9%、女性34.8%だった。

■内閣支持39.1%
 安倍内閣を「支持する」と回答したのは39.1%で、昨年6月の前回調査より6・0ポイント上がった。一方、「支持しない」は前回より1・5ポイント微増の42.0%となった。
 「支持しない」が「支持する」を上回るのは平成25年12月の調査から4回連続となる。
 「支持する」は男性42.1%、女性36.4%、「支持しない」は男性44.5%、女性39.7%となっている。
 安倍政権に望む復興政策は「景気経済対策」が25.0%で最も多く、「除染」12.9%、「県民の健康管理」12.4%、「汚染水対策」11.4%と続いた。「原子力損害賠償の充実」は10.1%で、前回調査より4・0ポイント増えた。
【調査方法】6、7の両日、市町村の有権者数の割合に応じて電話帳から抽出した家庭用電話にダイヤルするRTD(ランダム・テレフォンナンバー・ダイアリング)方式によって実施した。703人から完全回答を得た。男女比率は男性47.7%、女性52.3%。東京電力福島第一原発事故により住民の多くが避難生活を送る双葉郡と全村避難が続く飯舘村の計9町村の家庭にも電話をかけたが、回答したのは広野町の1人だけだった。

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