東日本大震災

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小中学校 入学式 「将来は農業を」 立花さん誓いの言葉

誓いの言葉を述べる立花さん=楢葉中

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で避難区域となっている地域や避難指示解除準備区域だった地区の小中学校でも6日、入学式が行われ、子どもたちが困難に負けずに成長することを誓った。

楢葉町・楢葉中 いわき市中央台の仮設校舎で行われ、新入生17人が臨んだ。
 伊藤浩樹校長が式辞を述べ、矢内賢太郎町教育長が告辞した。松本幸英町長、青木基町議会議長が祝辞を述べた。在校生を代表して猪狩健太君(3年)が歓迎の言葉を述べた。
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 「将来は農業に携わりたい」。誓いの言葉を述べた新入生代表の立花美紗さん(12)は大きな期待と少しの不安を胸に中学校生活をスタートさせた。
 立花さんは楢葉北小を卒業。小学校の社会科の授業でコメ作りに関わる人が少なくなっている現状を学んだ。「植物を育てるのは楽しい」と思っていた立花さんは日本の農業を支える仕事に就きたいと思うようになった。
 震災と原発事故で避難し、当時の友達とはばらばらの小学校に通うことになった。「本当は多くの友達と一緒に楢葉町で中学校に入学したかった」と言う立花さん。それでも「楢葉中の一員として伝統を引き継ぎ、立派な中学生となれるよう一生懸命努力する」と誓い、夢に向かって一歩踏み出す。

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