東日本大震災

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富岡の街並み模型で再現 住民の記憶 基に いわき 学生、色付け作業

町民の話を聞きながら模型を手直しする学生(右)

 東京電力福島第一原発事故で全町避難している富岡町の富岡、夜の森両地区を模型で再現するワークショップが4日から7日まで、いわき市平の富岡町役場いわき支所の多目的集会施設で開かれている。

 神戸大の槻橋修准教授(建築学)の研究室が主体となった「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会の主催、富岡町の共催。住民の記憶を基に、震災前の街並みを再現して被災地を支援しようと、震災後に実施している。県内では、南相馬市小高区、浪江町に次いで3市町目。1日から3日までは郡山市でワークショップを催した。
 神戸大、東北工業大、日大工学部の学生、大学院生が制作に当たった。模型は発泡スチロール製で、両地区とも航空写真を基にしており、実際の500分の1の大きさ。
 4日は高山幸司さん(25)=神戸大大学院2年=、小松昌平さん(22)=同1年=ら15人が、会場を訪れた町民から震災前の街並みの話を聞きながら道路などの細かい点を修正したり、色を塗ったりした。富岡町夜の森からいわき市泉の仮設住宅に避難している西原千賀子さん(66)は「模型を見ると、いろいろなことが思い出される」と話していた。

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