東日本大震災

  • Check

小高住民憩いの場復活 「カフェ」4日再オープン

コーヒーの入れ方を確認する橘さん(右)と田中さん

■土日営業帰還後押し 商工会女性部員お出迎え

 東京電力福島第一原発事故で避難区域になっている南相馬市小高区の小高浮舟ふれあい広場に4日、原発事故前に住民憩いの場となっていた喫茶スペースが再開する。小高商工会女性部のメンバーが土、日曜日に営業する。市は同区の避難指示解除準備、居住制限両区域について、平成28年4月の解除を目指しており、住民帰還に向けた大きな後押しになる。
   ◇    ◇
 喫茶スペースは平成22年10月に「ひまわりサロン」としてオープンした。今回は「ひまわりカフェ」と名称を変えて再出発する。同区では原発事故後、平日に営業する飲食店が開業している。女性部は「土、日曜日にも集える場所をつくろう」と再開を決めた。
 女性部員約25人がローテーションを組み、カウンターに立つ。原発事故で飯舘村から福島市に移って営業しているコーヒー専門店「椏久里珈琲(あぐりこーひー)」から豆を買うなど、味にもこだわる。同区で営業していた菓子店「菓詩工房わたなべ」「松月堂」の商品も販売する。
 再開を控えた3日、女性部副部長の橘由美子さん(52)、田中由里子さん(53)がおいしいコーヒーの入れ方を再確認するなど、準備に当たった。2人は「ここに来たら、小高の人に会える-。そんな場所になればうれしい。ボランティアや小高区以外の人もぜひ訪れてほしい」と語った。
 コーヒーは一杯350円。営業時間は午前10時から午後2時まで。問い合わせは土、日曜日が小高浮舟ふれあい広場 電話0244(26)3620、平日が小高商工会 電話0244(32)0300へ。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧