田村市船引町の恒例行事「第66回灯籠流しと花火大会」は23日、船引町中心部を流れる大滝根川周辺で催された。会場に訪れた市民らは大小約3千基の灯籠と花火の光を眺め、先祖の供養とともに東日本大震災からの復興を願った。
船引町観光協会の主催、福島民報社などの後援。「心ひとつにがんばろう ふかめよう田村市の絆」をテーマに開催した。
市民や市内の企業・団体などが約20センチから約5メートルまでの大小の灯籠を出品。船引小裏手から旧市役所までの川面を幻想的に彩った。
夜空には花火が打ち上げられ、約3万6千人の観衆は夏休み最後の週末を楽しんでいた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)