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JAEAの廃炉国際共同研究棟、富岡を候補地に選定

 日本原子力研究開発機構(JAEA)が県内に新設する廃炉国際共同研究センターの付属研究施設「国際共同研究棟」について、県は24日、富岡町を候補地として選定した。県は近く、国に整備を要望する。

 同日、県庁で開かれた新生ふくしま復興推進本部会議で決定した。整備候補地は、町役場に隣接した同町王塚地区の農地で広さ約2.3ヘクタール。現在、居住制限区域になっている。
 研究棟をめぐっては、南相馬、楢葉、川内、大熊、双葉、浪江の各市町村も国や県に対し、地元での整備を要望していた。候補地は、東京電力福島第一原発まで約12キロと近く、研究しやすい環境にある。候補地が農地であるため工事の早期着手が可能であるほか、電気・ガス・上下水道が整備されて商業施設も近くにあり研究者らが滞在しやすいことなどを重視して選んだ。
 研究棟は政府の福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想に盛り込まれた拠点施設の1つ。国内外から研究者約150人が集う。廃炉人材の育成のためにも活用する。国は平成28年度の運用開始を目指し、今年度と来年度の2カ年で総額13億円の整備事業費を確保する方針。

 県の決定を受け、富岡町の宮本皓一町長は「県として後押ししていただけることに感謝したい。波及効果は大きく、町はもちろん、双葉郡全体の復興に役立つと考える。正式に決定するよう、県と一緒に国に働き掛けていきたい」とコメントした。

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