東京電力福島第一原発事故で避難区域になっている浪江町に昨年開店したコンビニエンスストア「ローソン浪江町役場前店」は27日、開店1周年を迎えた。
店頭では、1周年を記念して同町北幾世橋地区で収穫したじゃがいもを無料配布した。相馬双葉漁協請戸女性部・青壮年部がツブ貝を使ったおにぎりなどを振る舞った。
陣内健児店長(45)は「当初の客数は1日400人程度だったが、現在は2倍に増えている。これからもお客さまに喜んでもらいたい」と意気込みを語った。
馬場有町長は「一時帰宅する町民、役場職員、復興作業員らの利便性という点で本当に助かっている」と語った。
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