鏡石町の岩瀬農高生は11日、郡山市日和田町の県農業総合センターで開幕した第10回農業総合センターまつりで同校名物の乳酸菌飲料「ニューピス」を販売し、「大勢の人に飲んでほしい」と笑顔でPRした。
「ニューピス」は同校の農場で生徒が飼育する牛の生乳を原料にしている。東日本大震災で施設が壊れたため生産を中断し、実習棟と加工施設の復旧に合わせて今年度再開した。
食品科学科3年の鈴木駿介君は「製造を再開できて良かった。楽しみに待っていた多くの人に味わってほしい」と話し、ブルーベリージャムなどと一緒に自慢の味を売り込んでいた。
■12日まで
第10回農業総合センターまつりは12日まで。研究成果展や講演会、県産品直売などを繰り広げている。農業技術相談で、天候不順に対応した農作物管理の注意点なども助言している。
県オリジナル米「天のつぶ」の粒数を当てるクイズやミニ動物園、ほ場案内バスツアー、クイズラリーなども催されている。
時間は午前9時30分から午後3時まで。
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