東日本大震災から4年半を迎えた11日、南相馬市原町区の銘醸館で、犠牲者を悼む鎮魂の灯(あか)りが催され、灯籠2000個の柔らかな光が会場を包んだ。 同館で開催中の日本画・陶芸展「祈りと出会い展」に合わせ、実行委員会が主催した。市内で採取した菜種油を使ったキャンドルに色とりどりの越前和紙の筒をかぶせ、火をともした。 来場者らが「感謝」「希望」「福島を忘れない いつまでも」など思い思いのメッセージを灯籠に記し、追悼と復興の思いを新たにした。
(2015/09/12 11:40カテゴリー:福島第一原発事故)