飯舘村の特産カボチャ「いいたて雪っ娘」の全国各地の生産者やファンが集う「ホクホクしっとり大収穫祭」は21日、福島市のあぶくま茶屋で開かれた。参加者は村の復興を願い、カボチャを通して交流を深めた。
いいたて雪っ娘プロジェクト協議会の企画。カボチャを使った洋菓子などの加工品が並んだ。協議会の渡辺とみ子会長らがパネリストを務めるパネルディスカッションが行われ、雪っ娘の魅力を語った。
雪っ娘公式アンバサダーの料理人猿渡浩之さん(東京)らによるカボチャピューレを添えた「ビーフとチキンのあいがけカレー」の提供もあった。家族と訪れた金谷川小2年の菅野湧代君(8つ)は「カボチャのカレーは初めて食べた。また食べたい」と笑顔で味わっていた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)