相馬野馬追の魅力をPRする復興応援イベントは23日、東京都品川区の大井競馬場で催され、勇ましい甲冑(かっちゅう)競馬などを繰り広げた。
ほぼ毎年開かれており今回で20回目。中ノ郷騎馬会の中島三喜会長が相馬野馬追の歴史と魅力を紹介。礼螺(れいがい)と民謡「相馬流れ山」の斉唱に続き、よろい姿の騎馬武者を乗せた8頭が本馬場を疾走した。
旗指物をなびかせて走る戦国絵巻さながらの迫力に、詰め掛けた競馬ファンから歓声と拍手が湧き起こった。
会場では、本県の物産品の販売や野馬追で使われた甲冑の展示もあり、人気を集めた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)