東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

「富岡受信所」解体へ 関東大震災海外に発信 避難長引き老朽化

 大正9年に富岡町小浜に開設された旧逓信省の「磐城無線電信局富岡受信所」だった建物の解体が決まった。受信所廃止後に民間に払い下げられ、住宅として活用されていたが東京電力福島第一原発事故による避難の長期化に伴い老朽化が進んだ。21日から解体除染作業が始まる。
 富岡受信所は開局から3年後に起きた関東大震災を海外に発信したことで知られる。廃止後に建物を買い取った町民が住居に改装した。大部分は受信所当時のままで、大正時代の建築様式を現在に伝える貴重な建物となっている。
 原発事故で居住制限区域に入った。住民が避難後、建物の損傷が著しく個人で維持するのは難しい状況となった。現在の所有者で元町職員の冨沢真澄さん(66)は「残念だが仕方がない。部分的にも残して歴史を伝えてほしい」と話す。町は建物の写真や一部を保存するとともに図面などを公開する方針。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧