復興庁は14日、車座ふるさとトークを伊達市と桑折町で行い、長島忠美復興副大臣が仮設住宅入居者や商工業者から要望や意見を聞いた。出席者は復興推進のため復興庁に強い指導力などを求めた。
ふるさとトークの開催は県内で初めて。伊達市の伊達東仮設住宅では飯舘村民20人が臨んだ。帰還に際しての環境整備、健康対策などが話題の中心となった。「村内にある汚染土の入った収納袋を早く搬出してほしい」「復興庁が司令塔になり各省庁の縦割り解消を」との声が出た。
桑折町商工会では町内商工業者ら24人が出席し、風評の払拭(ふっしょく)へきめ細やかな対策などを要望した。
(カテゴリー:福島第一原発事故)