県の「田んぼの学校・畑の学校」は18日、いわき市渡辺町の渡辺小近くの水田で催され、いわき市と双葉町の小学生が田植えを通じて交流した。
渡辺小の5年生12人と東京電力福島第一原発事故による避難で同市錦町に仮設校舎がある双葉北、双葉南両小の5、6年生合わせて9人が参加した。泥んこになりながら約5アールの水田にもち米の苗を植えた。
双葉北小5年の脇坂玲名(れな)さんは「田植えは初めての経験。転ばずにできて良かった」と声を弾ませた。渡辺小5年の菅野陽来(はるき)君は「自分の学校以外の友達をつくりたい」と大勢での作業を喜んでいた。
秋に稲刈り体験や収穫祭を催す。
(カテゴリー:福島第一原発事故)