県と国が東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域内の営農再開を後押しするため開発している除草ロボットの見学会が13日、飯舘村の農地で開かれた。
農家や市町村、JAの関係者ら約40人が参加した。国の担当者が操縦器を使って除草ロボットの試作機を動かした。
除草ロボットは40度の傾斜がある場所でも倒れずに作業できるのが特徴で、農地の維持管理の省力化が期待されている。県と国は平成31年度以降の実用化を目指して改良を進めている。県農業振興課は「営農再開を目指す農家の一助になれば」としている。
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