東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、川内村の今後の目標や目標実現に必要な対応策などを考える第2回「かわうちかえる会議」は14日、村内のかわうちの湯で開かれた。
今回は農業を中心とした産業振興がテーマ。村民代表と村や県、国の担当者ら約60人が出席した。遠藤雄幸村長と政府の原子力災害現地対策本部の後藤収副本部長があいさつした後、村の担当者が村の取り組みや東北各地の先進事例を紹介した。
意見交換では、出席者から「今後も風評対策に取り組む必要がある」「村内産農作物の安全性をアピールする方法を考えるべき」「担い手不足を補う方策を考えてほしい」などの意見が出された。2班に分かれてグループ討議も行い、自由に意見を交換した。
次回会議は交流人口の拡大をテーマに来年1月に開催する予定。
(カテゴリー:福島第一原発事故)