東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

工事単価震災後最高 28年度、県内新築住宅

 県内の新築住宅工事単価で、平成28年度(昨年10月現在)の1坪当たりの平均額が62万9000円と前年度同期を5万1000円上回り、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故後で最高となった。県地域型復興住宅推進協議会が5日までに調べた。被災3県の中で最も高く、中通りと会津を合わせた内陸部で特に上昇傾向がみられた。震災、原発事故で避難した住民の定住が進む中、建築にかかる人件費などの増加が要因とみられる。
 東日本大震災後の3県の工事単価の推移は【グラフ】の通り。28年度の県内の単価は震災前の22年度の51万2000円より11万7000円、22.9%上昇している。ともに57万2000円の宮城県と岩手県の平均単価と比べて5万7000円高い。県内のうち内陸部は前年度同期に比べ5万7000円高い61万円になった。沿岸部(浜通り)は前年度同期を2万円上回る64万5000円だった。
 同協議会によると、震災が発生し、間もなく6年となる中、住宅の新築が進む一方、基礎工事などを中心に工事に必要な人材が不足しているという。人手が足りないことなどが工期の長期化につながり、単価に反映しているとみられる。
 協議会事務局の県建築士事務所協会は被災者が条件に合う工務店や設計者を迅速に見つけるための「マッチングサポート制度」の利用啓発などを進め、住宅再建を支援する考えだ。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧