「福島 砂場シンポジウムINいいざか」は26日、福島市飯坂支所で開かれ、子育ての環境づくりに果たす砂場の役割に理解を深めた。
市内のNPO法人福島SAND-STORYの主催、福島民報社などの後援。地域住民をはじめ県内外から行政や子どもの外遊びを支援している団体の関係者約50人が参加した。
菅井高男支所長、阿蘇力飯坂学習センター館長、舟山千賀子飯坂恵泉幼稚園長、二階堂信子飯坂婦人会コーラスサルビア部長らは地域住民と行政、同NPOが連携して昨年10月に市内飯坂町の乙和公園に砂場を設置した取り組みを紹介した。
菊池信太郎NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク理事長は震災以降の本県における子どもの成長と発達の現状、課題について講演。宗形潤子福島大総合教育研究センター准教授が幼稚園から中学校までの教育における砂遊びの有効性などを説いた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)