和太鼓コンサート「ふるさとに生きる」は5日、楢葉町コミュニティセンターで初めて開かれた。楢葉、広野、双葉、富岡の4町から6団体が出演し「お帰り、ふるさとに」との思いを込めた演奏を繰り広げた。
ならは天神太鼓うしお会の主催、県太鼓連盟、町教委の後援。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以前に相双地区の和太鼓グループが開催していた「和太鼓フェスティバル」を復活させようと企画した。
広野昇竜太鼓の演奏に続き、ならは天神太鼓うしお会が「天神の四季」「天響~ありがとう」を披露した。
小浜風童太鼓、藤富流華鶴会、楢葉天神龍舞、標葉せんだん太鼓保存会が次々に演奏した。
会場には500人を超える来場者が詰め掛け、魂のこもった音に大きな拍手を送っていた。歌手の梅原司平さん、プロの和太鼓グループ「BURAIHA」のステージもあった。
(カテゴリー:福島第一原発事故)