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暮らしの記憶誌完成 飯舘村大久保・外内行政区住民ら作成

自宅が掲載されたページを開き、完成を喜ぶ青木さん

 東京電力福島第一原発事故に伴う居住制限区域の飯舘村大久保・外内(よそうち)行政区の住民有志が作成を進めてきた暮らしの記憶誌「おらほの風景」が完成した。25日に福島市のホテル聚楽で開かれた行政区総会で全56世帯に配られた。
 記憶誌はA4判で120ページ。原発事故前の生活を後世に残そうと、世帯ごとに家屋の外観や家族の集合写真、家系図などをまとめた。地域の伝統行事や復興に向けた住民の決意、方言の説明なども載せた。福島、新潟両大が編集に協力し、福島市のサガデザインシーズが印刷、製本を担った。
 飯舘村の帰還困難区域を除く避難指示は31日に解除される。編集委員長を務めた青木公男さん(68)は「孫の世代まで残せる物ができた。古里に戻る人も戻らない人もいるが、地域のつながりを確かめる一冊になってほしい」と願っている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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