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南右田行政区 詩朗読再会願う 南相馬市鹿島、津波被害で閉区

「南右田を忘れない」を朗読する住民ら

 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けたため、今月末で閉区する南相馬市鹿島区南右田行政区の閉区式は25日、鹿島区の万葉ふれあいセンターで行われた。住民は古里の名残を惜しむとともに、これからも絆を保っていくことを誓った。
 震災後、同市の行政区が閉じるのは港行政区に続き、2例目となる。南右田行政区は集落の全70世帯が津波で流され、54人が犠牲になった。
 式には住民ら約110人が参加した。五賀和雄行政区長が「閉区式で全てが終わるのではない。皆さんがこれからの人生を希望に向かって進むための出発点だ」と呼び掛けた。住民を代表して中野トミ子さん(90)、青田節子さん(66)、宮本陽菜さん(10)=鹿島小4年=が思い出を語った。住民が作った詩「南右田を忘れない」を全員で朗読した。
 思い出の発表で「南右田が大、大、大好き」と語った宮本さんは「古里は、ずっと心の中にある。またみんなで集まりたい」と話した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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