復興の「今」伝える 福島の中学生豪訪問プロジェクト

「福島の中学生オーストラリアプロジェクト」に参加している県内の中学生8人は3日まで現地に滞在し、中学校などの訪問で東日本大震災時の体験や福島の復興の現状などを伝えている。
27日はマランダ中を訪問した。菅野莉々子さん(北信中)は「東京電力福島第一原発事故から6年たった現在も福島市内では除染が進んでいる。多くのことが前向きに変化している」と状況を発信した。岩崎未来さん(信陵中)は「福島の農作物の安全性を日本中、世界中に発信しなければならない」などと訴えた。
プロジェクトを主催しているNPO法人アースウォーカーズの小玉直也代表理事は「中学生のスピーチは現地の中学生の心を動かしていた」と語った。
(カテゴリー:福島第一原発事故)