海自護衛艦を公開 震災後、相馬港に初入港

海上自衛隊の護衛艦「すずつき(全長151メートル)」は9日、新地町の相馬港3号ふ頭に入港し、一般公開された。大勢の来場者が甲板に上がって見学し、護衛艦への理解を深めた。
東日本大震災後、護衛艦が相馬港に入港したのは初めて。来場者は艦上で機関砲装置や航空機格納庫などを間近で見学した。
岸壁には子ども向けコーナーを用意し、参加者は塗り絵、缶バッジ、組みひも作りを体験した。陸上自衛隊の各種車両を展示したほか、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に所属する「ブルーインパルスJr」がバイクで隊列を組み、ふ頭を走行した。
(カテゴリー:福島第一原発事故)