東日本大震災アーカイブ

県、風評払拭へ新CM 農産物産地の魅力PR

 県は東京電力福島第一原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)に向け、農産物の産地としての魅力を発信する新たなテレビCM「多様性編」を作成した。1日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の中継番組でお披露目する。
 新CMには伝統工芸品「赤べこ」が語り手として登場する。広い県土を生かしてさまざまな農産物が生産され、全国に供給されている本県の姿を県内外の消費者にアピールする。
 大会は1日午前8時半からテレビユー福島などTBS系列の全国28局で生中継される。県農産物流通課によると、県はこれまでも関東や関西、北海道など特定エリアで風評対策を目的としたCMを放映しているが、全国に広く発信するのは今回が初めてとなる。
 新しいCMは県産農林水産物などを紹介するホームページ「ふくしまプライド。」でも1日から閲覧できる。

カテゴリー:福島第一原発事故