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ダンスで古里に活気を 2月3日にふくしまのそらフェス

来場を呼び掛ける渡辺さん(中央)ら「怒涛スペクタクル」のメンバー

 川俣町山木屋出身で東京都の会社員渡辺寿光さん(48)は2月3日、復興を応援するダンスイベント「ふくしまのそらフェス」を古里で開催する。東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が昨年3月末に解除されて10カ月。「生まれ変わる山木屋に目を向けてほしい」と古里のにぎわいづくりに貢献する決意だ。
 渡辺さんは高校まで川俣町で過ごし、就職を機に上京した。41歳の時に見たよさこいのステージに圧倒された。一念発起してよさこいチームに入り、踊りを磨いた。ダンスの魅力発信による社会貢献を目指して独立し、昨年5月にジャズダンスチーム「怒涛(どとう)スペクタクル」を立ち上げた。
 原発事故で避難区域となった山木屋がずっと気掛かりだった。ダンス文化を多くの地域に根付かせる活動の第一弾として、避難指示が解除された古里でのイベント開催を決めた。帰還した子どもはわずかだと聞いた。小学生らの元気な声を響かせようと、県内のダンス、よさこい団体に出演を呼び掛けた。
 世界中にダンスの楽しさを広めたいとの願いから「そらフェス」と名付けた。今後は国内外での開催を視野に入れる。
 「ダンスに魅了された自分のように、参加者が大好きなものを見つけるきっかけになればうれしい」。幼い頃と変わらない晴れやかな青空の下で、新たな夢づくりが始まる。

■山木屋太鼓やシャモ料理も
 イベントはそらフェス実行委員会の主催。「怒涛スペクタクル」のほかに「山木屋太鼓」「CANダンススタジオ」「チーム富岡さくらYOSAKOI」「Wonderなみえ」が出演する。
 第一部は午前11時半から復興拠点商業施設「とんやの郷」で、第二部は午後2時から田んぼリンク「絹の里やまきやスケートリンク」で各1時間程度。同3時15分からのフィナーレでは福島市、川俣町の小学生5人を交えた特別プログラムを披露する。
 会場では川俣シャモの鶏団子汁を先着150人に無料提供し、川俣町の地酒「古寿琴(こすきん)」を販売する。
 問い合わせは渡辺さん 電話090(6511)0669へ。

カテゴリー:福島第一原発事故

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