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除染廃棄物の仮置き場 原状回復指針示す

 環境省は東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する仮置き場の原状回復に関するガイドライン(指針)をまとめ、13日に東京都内で開いた環境回復検討会で示した。仮置き場を農地に戻す際は土壌成分の分析結果に応じ、地力回復材などを散布する。
 仮置き場からの土壌搬出後は空間放射線量を測定する。局所的に放射線量が高い地点があった場合は土壌の入れ替えなどで対応する。地表面の沈下や硬化が確認された際は、土を補充したり、重機を使って表土を柔らかくしたりする。
 放射線を遮るために用いた土や敷砂、盛り土材などは放射性物質濃度を確認した上で、公共工事などに再利用する。会合で有識者からは「地権者の協力で仮置き場を確保している。搬出後もしっかり地権者の意見を聞いてほしい」などの意見が出た。指針は今月中に正式決定する。
 環境省は県内の仮置き場約1300カ所のうち、2020年度当初までに最大6割程度から除染土などを搬出し、4割程度の原状回復が完了すると試算している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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