南相馬市立総合病院は1日、休日夜間の小児科と内科の初期救急診療を約7年ぶりに再開させた。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い、対応できる人員を確保できず受け入れを中断した。この間、市内の小野田病院が代わって受け入れていた。震災前とほぼ同じ体制の人員確保にめどが付き、再開を決めた。
初日は市内原町区のひぐちクリニックの樋口利行院長が診療に当たった。
相馬郡医師会南相馬支部の医師1人と当直の看護師2人が交代で診療に当たる。受付時間は土曜、日曜、祝日の午後7時から同9時半まで。問い合わせは市立総合病院 電話0244(22)3181へ。
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