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第一原発のデブリ取り出し 飛散防止へ技術開発 IRID

 国際廃炉研究開発機構(IRID)は2018(平成30)年度、東京電力福島第一原発の原子炉圧力容器から溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しに向けた飛散防止の技術開発に取り組む。デブリにはウランやプルトニウムなどアルファ線を出す放射性物質が含まれており、人体に取り込むと内部被ばくの危険性があるため、デブリから発生する放射線飛散微粒子の性質や挙動を分析する。
 IRIDの奥住直明開発計画部長が20日、県庁で記者会見し、明らかにした。原子炉建屋からデブリを取り出す際に溶融した塊を切ったり、削ったりする必要があり、デブリが粉じんとして飛散する可能性がある。取り出しには被ばくを防ぐため放射線を放つ粉じんを隔離する必要があり、放射線飛散微粒子の性質を調査した上で空気中や水中での挙動の特性などを調べる。
 奥住部長はIRIDが2017年度、デブリの性状を把握するため、ウランやステンレスなどデブリを構成すると考えられている物質と、福島第一原発の原子炉建屋と同じ成分のコンクリートを混ぜて約2000度で加熱して溶かした「模擬デブリ」の分析を進めたことも報告した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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