7月28日に一部再開するJヴィレッジ(楢葉・広野町)の再生を願い、広野町の広野小と楢葉町の楢葉南、楢葉北両小の児童は8日、施設内の広場に芝生の苗を植えた。
「Jヴィレッジグリーンプロジェクト~みんなの夢を芝生に込めて~」と銘打ち、3校の児童合わせて130人が参加した。児童は歓声を響かせながら、再開に伴い新設する芝生広場約1600平方メートルの一部に、ポットに入った芝の苗を丁寧に植えた。
芝は今年夏には成長し青々とした姿を見せるという。楢葉北小5年の渡辺スバルさん(11)は「Jヴィレッジが、より有名になって全国から多くの人が来てほしい」と願いを込めて作業に臨んだ。
運営会社Jヴィレッジの上田栄治副社長は「地域の子どもから大人までが楽しめる施設にしたい」と思いを示した。
(カテゴリー:福島第一原発事故)