X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

最多8選目指した現職落選確実

2025.09.07 21:57

 任期満了に伴う佐賀県多久市長選は7日投開票され、無所属新人の元市議香月正則氏(53)が、いずれも無所属で、全国の現職市長で最多の8選を目指した横尾俊彦氏(69)=立民推薦、元派遣社員の新人副島満氏(67)を破り、初当選を確実にした。市長交代は28年ぶり。投票率は56・18%。

 選挙戦で香月氏は市政刷新を掲げ、子育て世帯の支援や産業育成を主張。横尾市政への批判票を取り込んだ。

 横尾氏は1997年市長選で初当選。7期28年の実績や国とのパイプをアピールし、与野党の国会議員の応援も受けたが、及ばなかった。

 副島氏は多選批判に加え、人口減少対策や企業誘致などを訴えたが、広がりを欠いた。