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聖火つなぎ、地元に恩返し 東京2日目

2021.07.10 17:53
聖火リレーの点火セレモニーで「トーチキス」をする土方愛さん=10日午後、東京都八王子市

 東京五輪聖火リレーは十日、開催地の東京都で二日目を迎えた。八王子市の「富士森公園」で点火セレモニーが行われ、新選組の副長、土方歳三の兄の子孫で「土方歳三資料館」(日野市)の館長土方愛さん(50)らが聖火をつないだ。

 愛さんは、海外からも幕末の歴史に関心を持つ人がここ数年、増えたとして「歳三を育んだ地元日野市への感謝の気持ちを示したい」との思いでランナーに応募した。柔道の一九九二年バルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦さん(51)も登場した。

 セレモニーは新型コロナウイルスの影響で公道走行を中止した代わりに実施。公園の駐車場で間隔を空けて並んだランナーたちが、順々に隣の人へ「トーチキス」方式で炎を受け渡した。