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パラ聖火リレーへ採火式 福島・中通り29市町村の種火集める

2021.08.14 09:33
「中通りの火」を採火する千葉さん(右)とランタンを持つ斎藤さん(左から2人目)。ステージ左右のランタンは市町村で起こされた種火

 東京パラリンピック聖火リレーの集火に向けた「中通りの火」の採火式は13日、福島市の四季の里で行われた。誰もが平等に暮らせる共生社会の実現などを願って中通りの29市町村でおこした「種火」を集め、採火した。

 各市町村でおこした種火を聖火台に集めた。北京五輪の陸上女子日本代表の千葉麻美さん(35)が聖火台から採火し、県立たむら支援学校高等部3年の斎藤朱さん(18)が手にしたランタンを灯した。

 千葉さんは東京五輪の聖火リレーで県内の最終ランナーを務めた。「パラリンピックの聖火も無事に東京に届いてほしい」と話し、所属していた東邦銀行の後輩で東京パラリンピック陸上女子400メートル(視覚障害T13)に出場する佐々木真菜選手(23)に「良い色のメダルが獲れるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

 浜通りの採火式は12日に実施した。会津地方は14日に亀ケ城公園(猪苗代町)で行われる。15日に郡山市の開成山陸上競技場で集火式を行い、3地方の火で「福島県の火」を完成させる。