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東京下町入り

2021.07.20 09:31

 東京五輪の聖火リレーは十九日、都内十一日目を迎え、都東部の下町エリアに入った。新型コロナウイルスの影響で公道走行は取りやめ、荒川区の南千住野球場で点火セレモニーを開催。同区や江戸川区、両国国技館がある墨田区、寅さん映画の舞台になった葛飾区を走る予定だったランナー八十七人が参加した。

 一九六〇年ローマ五輪で銅メダルに輝き、女子競泳で二人目の日本人メダリストとなった竹宇治聡子さん(79)は、セレモニー後の取材に「町を走れなかったのは残念だが、トーチを握るとワクワクした」とコメントした。

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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は十九日、東京都庁の都民広場で二十三日に開く聖火リレー到着式に日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が新宿区の聖火ランナーとして参加すると発表した。

 発表されたランナーは、山下氏の他、二〇一六年のリオデジャネイロ五輪にアーティスティックスイミングで出場し、銅メダルを獲得した三井梨紗子さん(27)ら三十八人。山下氏は志望理由を「この機会にオリンピックの価値、そして、日本代表選手たちの思いを後世に伝え、つなげていきたい」としている。