福島県選管委は22日公示、7月10日投開票が想定される参院選の福島県選挙区と比例代表の市町村別開票終了予定時刻をまとめ、7日に発表した。全市町村で開票を終えるのは福島県選挙区が11日午前0時30分、比例代表が11日午前4時30分となる見通し。福島県選挙区、比例代表ともに郡山市が最も遅い時刻での終了を予定している。
喜多方市と三春町は投票終了時刻の繰り上げに伴い、2019年の前回に比べ開票開始をそれぞれ1時間繰り上げる。開票終了は福島県選挙区で33市町村が1分~1時間1分ほど前回より早まり、比例代表は40市町村が1分~1時間16分ほど早まるとみている。
一方で、福島県選挙区で前回より開票終了が遅くなると見込むのは郡山市(5分)、いわき市(6分)、南会津町(36分)。比例代表で前回より遅くなるとみるのはいわき市(9分)、只見町(24分)、南会津町(41分)、矢祭町(4分)。このうち南会津町は遅くなる要因を「前回より候補者が多いため」としている。
県内59市町村に開設予定の1231投票所のうち、12市30町15村の計988投票所で投票終了時刻を2時間前後繰り上げる。郡山市と猪苗代町は全ての投票所で繰り上げず、午前7時から午後8時まで開設する。福島市は81投票所のうち茂庭第一と茂庭第二を除く79投票所で繰り上げず、午後8時までとする。