X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

参院選あす公示 福島県選挙区5人立候補へ

2022.06.21 11:05

 第26回参院選が22日、公示される。ロシアによるウクライナ侵攻や円安による物価高対策、安全保障、復興政策、人口減少対策などが主な争点となる。福島県選挙区(改選一議席)には新人5人が立候補を予定している。新人のみの争いは15年ぶり。いずれも県都・福島市で第一声を上げ、7月10日の投開票日に向けて舌戦に入る。街頭演説やミニ集会などを重ねる一方、交流サイト(SNS)も活用し支持固めに全力を挙げる。


 本県選挙区に立候補を予定しているのは、自民党公認の新人星北斗氏(58)=公明党推薦=、野党統一候補で無所属の新人小野寺彰子氏(43)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=、NHK党公認の新人皆川真紀子氏(52)、政治団体「参政党」公認の新人窪山紗和子氏(47)、無所属の新人佐藤早苗氏(62)。現職増子輝彦氏(74)が立候補を取りやめたのを受け、1議席を新人5人が争う。

 星氏は22日、福島市のJAふくしま未来の農産物直売所「ここら矢野目店」前で午前9時40分から第一声を上げた後、会津若松、須賀川、いわき、郡山の各市を遊説する。約140の支援・友好団体を構成する企業や団体に加え、中央で連立政権を組む公明党から推薦を取り付けた。公示後は、福島市で第一声を放つ方向の岸田文雄首相をはじめ、自民党幹部や閣僚が続々と本県入りし、浮動票の取り込みを狙う。

 小野寺氏は福島市のさんかく広場で午前9時から選挙戦をスタートさせる。二本松、本宮、郡山、会津若松、喜多方の各市などを遊説する。県内の19県議会選挙区ごとに選対組織を設けた。連合福島に加盟する約500労組からの支援を受け、共産党の側面支援も受ける。公示後は県内の旧90市町村単位で街頭演説を展開する。人口の多い都市部を中心に集会を開き、岸田政権に対する批判票の掘り起こしを目指す。

 皆川氏は福島市のJR福島駅東口前で午前9時30分から第一声を上げる。窪山氏は福島市のJR福島駅東口前で午前9時から第一声を行う。佐藤氏は福島市飯坂町の選挙事務所前で午前10時に第一声を上げる。


■比例代表立候補予定者 福島県関係4人

 比例代表の福島県関係は、自民党公認で元法相の元職岩城光英氏(72)=いわき市在住=、日本維新の会公認の元職山口和之氏(66)=郡山市在住=、ともに共産党公認の現職岩渕友氏(45)=福島市在住=、元須賀川市議の新人丸本由美子氏(59)=須賀川市在住=が立候補する予定。