夏の甲子園出場を目指す第104回全国高校野球選手権福島大会の抽選会は21日、福島県郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、組み合わせが決まった。
69校68チームが出場する。1、2回戦の日時と球場は22日午後3時ごろに県高野連のホームページで発表する。3回戦の時間と球場は2回戦終了後に決める。
抽選会で松浦冬樹県高野連会長、遠藤喜志雄県野球連盟会長らがあいさつした。予備抽選で6支部の代表者が抽選の順番を決めた後、本抽選で各校の主将がくじを引いた。
第1~8シードの順番は聖光学院、学法石川、光南、東日大昌平、いわき光洋、学法福島、福島商、ふたば未来に決まった。
大会は7月9日から26日までの計10日間、開かれる。郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)をメインに、いわき市のいわきグリーンスタジアム、福島市の県営あづま球場、白河市の白河グリーンスタジアム、会津若松市のあいづ球場の5球場でトーナメント戦を繰り広げる。
全国高校野球選手権大会は8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
■功労者を表彰
抽選会に先立ち、表彰式が行われた。松浦冬樹県高野連会長が日本高野連の育成功労賞を受けた住谷義直さんに表彰状などを手渡した。平商、遠野、小名浜の各校で責任教師や監督を歴任した住谷さんは「生徒が練習を通して成長した姿を見せてくれるのがうれしかった」と振り返った。
県高野連審判員感謝状と県高野連功労賞の表彰も行った。受賞者は次の通り。
▽県高野連審判員感謝状=羽曽部勇一、大木光美▽県高野連功労賞=中村猛安、蓬田亘、長谷川清之、白土智泉、阿部武彦、管野秀一