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組み合わせ決まる 秋季高校野球福島県大会

2022.09.10 10:00

 第74回秋季東北地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会は9日、福島市のあづま総合体育館で開かれ、組み合わせが【表】の通り決まった。

 新型コロナウイルスの感染対策を講じた上で観客を入れて開催する。開会式は行わず、閉会式は簡素化し、表彰式とする。

 同市の県営あづま球場をメイン会場とし、会津若松市のあいづ球場と白河市の白河グリーンスタジアムを使用する。前半戦は17日から20日までで2日間の予備日を含む4日間。準々決勝以降の後半戦は予備日と移動日各1日を含む21日から25日までの5日間の予定。決勝は25日正午から、県営あづま球場で行う。支部予選を勝ち抜いた22校と、第104回全国高校野球選手権大会で4強入りした聖光学院の計23チームが出場する。

 上位3校は10月10日から山形県で開かれる予定の東北大会に出場する。


■女子部員の練習補助など認める

 今大会では女子部員がノック時の練習補助やボールパーソンを担当することを認めるとした。


【展望】Aブロック激戦区

 6支部の予選を勝ち抜いた代表校と、夏の甲子園出場で予選が免除された聖光学院を合わせた23校が東北大会出場を懸け熱戦を繰り広げる。優勝争いは聖光学院が軸となりそうだが、各校の新チームが発足して間もないため、実力は未知数だ。

 Aブロックが激戦区となった。聖光学院、夏の福島大会準優勝の光南、昨夏の福島大会覇者の日大東北が入った。白河、東日大昌平も力がある。会津北嶺は現校名で初めて支部予選を制し、勢いがある。聖光学院は投手陣の仕上がりが鍵になりそう。

 Bブロックは、いわき支部覇者の平工、県北支部王者の福島がシード扱い。学法福島と小高産業技術が1回戦で対戦する。

 Cブロックは県南支部優勝の学法石川が、福島商、郡山北工の勝者と対戦する。昨秋の県大会で8強入りし、センバツに出場した只見も入った。

 Dブロックは、相双支部を制したふたば未来が接戦に強い。県中支部第1代表の田村は夏の福島大会で躍進し、力を付けている。