大相撲名古屋場所が初日を迎えた9日、福島市のJR福島駅西口駅前広場のふくしまエールビジョン前でパブリックビューイング(PV)が始まった。相撲ファンらが、初の大関とりを目指す福島市出身の関脇若元春の取組を見守った。
市と大波3兄弟福島後援会が各場所の期間中に企画している。後援会のメンバーや市民、木幡浩市長らが観戦し、「頑張れ」と声援を送った。若元春が前頭2枚目の御嶽海を寄り倒しで下すと、歓声が起こった。父の大波政志さん(56)も駆けつけた。「集中していて良い相撲だった。まずは二桁勝利を目指して頑張ってほしい」と激励した。
PVは千秋楽まで連日午後4時から同6時まで行う。