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聖光学院2連覇 延長10回逆転サヨナラ 学法石川破る 高校野球福島大会最終日・決勝(7月25日)

2023.07.26 09:30

 福島市のあづま球場で25日に行われた第105回全国高校野球選手権記念福島大会の決勝は聖光学院が学法石川を延長十回タイブレークの末に制し、2年連続18度目の頂点に立った。決勝がタイブレークで決着するのは初めて。シード同士の壮絶な打撃戦となった。

 聖光学院は3点を追う六回無死満塁、高中一樹が走者一掃の中越え三塁打を放ち同点に追い付き、1死三塁、杉山由朗の中犠飛で勝ち越した。

 4点を勝ち越された十回無死一、二塁、先頭の代打安部圭吾の中前打で満塁となり、高中と西本颯汰が押し出し死球で2点を返した。なおも無死満塁、杉山の二ゴロが敵失を誘い、三走安部がかえり1点差。三好元気の左前打で追い付くと、1死満塁、片山孝が右犠飛を放ち、サヨナラ勝ちした。

 学法石川は一回に先制し、以降も打線がつながり中盤まで小刻みに加点した。聖光学院に1点勝ち越された後の八回は内田光亮の左越え本塁打で追い付いた。十回には一挙4点を加えたが、投手陣が粘り切れなかった。

 福島大会は連合チームを含む68校62チームが出場し、8日から14日間にわたり、トーナメントを繰り広げた。